公共工事となる発注者一覧 

 

どのような工事が公共工事にあたり、どのような工事を受注する際に経審が必要となるのか、改めて整理致します。

 


公共工事とは(定義)

公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第2条第2項により、次のように定義されています。

「国、特殊法人等又は地方公共団体が発注する建設工事をいう。」

 

では、経審が必要となる公共工事とはどのようなものでしょうか。

 


経審が必要となる公共工事とは

経営事項審査を受けなければ、直接請け負うことができないとされる工事(公共工事)とは、次の表に揚げる発注者が発注する施設又は工作物に関する建設工事で、建設工事1件の請負代金額が、500万円以上(建築一式工事の場合は、1500万円以上)のものとなります。

 


公共工事となる(経審が必要となる)発注者一覧表

 

 国

 地方公共団体

 法人税別表第一に掲げる公共法人

○沖縄振興開発金融公庫
○株式会社国際協力銀行
○株式会社日本政策金融公庫
○港務局
○国立大学法人
○社会保険診療報酬支払基金
○水害予防組合
○水害予防組合連合
○大学共同利用機関法人
○地方公共団体
○地方公共団体金融機構
○地方公共団体情報システム機構
○地方住宅供給公社
○地方道路公社



○地方独立行政法人
○独立行政法人(その資本金の額若しくは出資の金額の全部が国若しくは地方公共団体の所有に属しているもの又はこれに類するものとして、財務大臣が指定をしたものに限る。)
○土地開発公社
○土地改良区
○土地改良区連合
○土地区画整理組合
○日本下水道事業団
○日本司法支援センター
○日本中央競馬会
○日本年金機構
○日本放送協会

 建設業法施行規則第18条で規定する国土交通省令で定める法人

○公益財団法人JKA
○国立研究開発法人科学技術振興機構
○国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
○国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
○国立研究開発法人理化学研究所
○首都高速道路株式会社
○消防団員等公務災害補償等共済基金
○新関西国際空港株式会社
○地方競馬全国協会
○中間貯蔵・環境安全事業株式会社
○東京地下鉄株式会社
○東京湾横断道路の建設に関する特別措置法(昭和六十一年法律第四十五号)第二条第一項に規定する東京湾横断道路建設事業者
○独立行政法人環境再生保全機構
○独立行政法人勤労者退職金共済機構





○独立行政法人中小企業基盤整備機構
○独立行政法人農業者年金基金
○中日本高速道路株式会社
○成田国際空港株式会社
○西日本高速道路株式会社
○日本私立学校振興・共済事業団
○日本たばこ産業株式会社
○日本電信電話株式会社等に関する法律(昭和五十九年法律第八十五号)第一条第一項に規定する会社及び同条第二項に規定する地域会社
○農林漁業団体職員共済組合
○阪神高速道路株式会社
○東日本高速道路株式会社
○本州四国連絡高速道路株式会社
○旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律(昭和六十一年法律第八十八号)第一条第三項に規定する会社

 

 

この記事を書いた人

所長/特定行政書士 岩戸 龍馬

建設業許可、経審が得意です。
業務経歴23年以上。現役の東京都建設業許可事務相談員でもあるので、複雑で困難な事例にも精通しています。誠心誠意をモットーに心を込めて対応致します!

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